販売先(値段はいずれも定価)
Armstrong Powerhouse (£24.99) ※開発元直販
Steam(3980円)
アドオン概要
アドオン種類:路線アドオン
国:イギリス
開発元:Armstrong Powerhouse(AP)
LondonからのGreat Eastern Main Lineの終点、NorwichからGreat Yarmouthと、Lowestoftまで伸びるWherry Linesの路線アドオン。
路線長:44.1マイル(約71キロ)
線路設備:非電化 複線(Brundall/Reedham~Great Yarmouth間は単線)
開発元の紹介動画
路線図
引用元(http://cvk.pethu.se/routemaps.html)
路線紹介
イングランド東部のローカル線で、NorwichからGreat Yarmouthと、Lowestoftを結んでいます。湿地帯のThe Broadsも通る為に沿線には大小多くの河川があり、船を通すために旋回橋があるのも見どころ。(後述)
シナリオの時代設定は2014~16年頃。当時気動車が不足していた為に、気動車に混じってプッシュプルの客車列車も運行されていました。(新型車の導入に伴って2019年に運行終了)
多くのシナリオが用意されていて、(AP直販は25個、Steam販売版は20個)多彩なシチュエーションでの運転が可能。
実地で録音された環境音(鳥の鳴き声など)も流れ、一層雰囲気を掻き立てます。
ここからはSS交えてご紹介。(※この路線とは別売の車両が写っているSSもあります)
細部まで作りこまれたシーナリー
起伏が少ない路線の為、少し視点を引いてみると遠くまで見渡せます。線路から離れている遠景もしっかりと作りこまれているのがよく分かります。
腕木式信号
殆どの信号が腕木式信号。信号の動く音も再現。
現実世界では残念ながら2020年現在、信号は交換されており腕木式の信号機は現存していませんが、TS内ならいつまでも見ることが可能です。
旋回橋
背の高い船も通れるようになっている旋回橋。奥に写っているような背の高い船を通すために、橋自体が回転する仕組みになっています。
このような旋回橋がこの路線に2箇所あります。
ジョイント音
リズミカルなジョイント音が聞けるのもこの路線の特徴です。
車体もジョイントに合わせて揺れるようになっています。
駅紹介
ここでは特徴的な駅をいくつかご紹介。
Norwich
LondonからのGreat Eastern Main Lineの終点、Norwich。都市間列車も乗り入れる為、長いホームを有しています。シナリオの発着駅は基本的にこの駅です。
改札口付近もよく作りこまれています。
Berney Arms
屋根もない短いホーム。この駅は、車が通れる道も近くにはありません。
リクエストストップになっている駅の一つで、降車時は車掌に、乗車時はホームから合図をしないと乗降できません。
ホームは1両分の長さしかないので、停車位置には注意が必要です。
Great Yarmouth
Wheery Linesの終着点の一つ、Great Yarmouth駅です。
かつてはLondonからの直通列車も乗り入れていた為、ホームは長く、機回し線もあります。駅を出て右手には草が伸びる側線があります。線路の状態も本線とは違い、錆びている様子が伺えます。
Steam版とAP版の違い
路線自体に違いは全くありません。
違いは前提DLCの有無、シナリオと付属車両にあります。
前提DLC
- AP版:必要
- Steam版:なし (Steam版を所有していないのでもし間違っていれば教えてください)
付属車両
- AP版:Class 37(要Settle Carlisle DLC)+Mk2(ロゴあり)
- Steam版:Class 37+Mk2(ロゴなし)+Class 170(ロゴなし)
Steam版はClass 170が付属することと、車両のロゴがないのが特徴です。
シナリオ
- AP版:25個
- Steam版:20個
まとめ
Train Simulatorの英国路線の中でも特にクオリティが高い路線です。
ローカル線をのんびり走りたいという方には特におすすめ。
運行車両も多彩なのもあって、車両アドオンがあればさらに多くのシナリオも運転できます。
Steamのセール時は半額まで割り引かれることもあるので、安く手に入れたければセールを狙うのがお勧めです。
お読みいただきありがとうございました。